おはようございます!Micandaです。
今日は鹿児島旅行3日目、鹿児島市維新ふるさと館について綴ります。
鹿児島中央駅から歩いて行ける距離にあるので助かります。(徒歩7分くらい)
旅行計画では城山展望台や西郷洞窟や西郷隆盛銅像もこの日に見に行く予定でしたが、この日は大雨だったので、屋内施設である鹿児島市維新ふるさと館をじっくりと見ることにしました。
「時間を持て余すかなぁ~」と思っていたのですが、想像していた以上に見ごたえのある資料館で時間が足りないくらいでした。
1階 幕末探訪・郷中教育
幕末期の下級武士の生活を再現した展示がされていました。
郷中教育とは薩摩藩で行われていた教育制度のことで、年長者が年下の子に剣術や武士の心得などを教えていたそうです。
私たちは見逃してしまったのですが、ガイドブックココミル鹿児島によると相撲や川遊びを疑似体験できるゲームなどもあったようです。
1階 篤姫コーナー
2008年にNHKで放送された大河ドラマ『篤姫』で注目された篤姫の展示です。
煌びやかな居室が再現されていました。
『篤姫』を見ていた方は特に楽しめる展示かと思います。
私は旅行後に『天璋院篤姫』(宮尾登美子著)を買ったのですが、まだ読み終わっていません💦
1階 世界を見ていた薩摩
この辺りは時間の関係でかなり駆け足で見たのであまり記憶にないのですが💦、日本最初の君が代は聴くことができました。
現在の君が代とはかなり曲調が違っていたような…
このコーナーは、薩摩が貿易により西洋の技術や文化を他の藩よりも早く取り入れていたことを知ることができる展示がされています。
1階 薩摩エピソード
西郷隆盛や大久保利通の様々なエピソードが紹介されていました。
西郷さんも大久保さんも178㎝という長身だったそうです。
当時の人たちはかなり大きく感じたんでしょうねぇ…
西郷さんの軍服と大久保さんのフロックコートのレプリカを着て記念撮影もできます。
そして、西郷さんの義妹・岩山トクさんのトーク映像も見ることができます。
西郷さんの普段の様子などを語られていて、とても興味深いお話を聞くことができました。
地下1階 体感ホール
体感ホールでは明治維新の偉人たちのロボット劇が観られます。
西郷隆盛や大久保利通などのロボットが登場するお話「維新への道」(約25分)と鎖国中に薩摩藩が英国に派遣した留学生のお話 「薩摩スチューデント、西へ」(約20分)を交互に上演しています。
私は「薩摩スチューデント、西へ」を観るまで薩摩スチューデントという言葉を知らなかったのですが、ディーン藤岡さんが朝の連続テレビ小説で演じられた五代友厚も薩摩スチューデントと共に英国に行ったそうです。
薩摩スチューデントの多くは帰国後、日本の近代化に貢献しました。
鹿児島中央駅の前にも薩摩スチューデントの立派な銅像があります。
鎖国中だったので、幕府には離島への出張ということにして英国へ旅立ったとか。
劇を見ながら学べるのでとても分かりやすく、見応えがありました。
私たちが行った日は平日だったので、特に予約なしでも観覧できました。
が、ウェブサイトを見るとどうやら予約もできるようです。
「どうしてもこの時間でないと観覧できない!」という方は予約しておくと確実に見られるのでよいかもしれませんね。
地下1階 テーマ展示室Ⅰ、Ⅱ
幕末から明治維新までの出来事や集成館事業について映像やジオラマなどで楽しく学べます。
クイズができる機械もありました。
一個、一個見て行くと結構な時間がかかります。
じっくりと見たかったのですが、時間の関係で最後は駆け足になってしまったのは残念でした。
鹿児島市維新ふるさと館リニューアル
維新ふるさと館は平成29年10月中旬~平成30年1月上旬までリニューアル工事に入るそうです。
その間、幕末探訪・郷中教育コーナーを中心とした1階展示が見られないそうです。
ただ、地下の維新体感ホール等は工事期間中も見られるそうですよ。
(リニューアルオープンは、平成30年1月上旬を予定。詳細は決定次第、維新ふるさと館のウェブサイトで報告されるそうです。)
来年で明治維新150年を迎え、NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送されるのに合わせてのリニューアルとのことです。
来年は鹿児島市はもちろん、維新ふるさと館も大賑わいになりそうですね。
私のように幕末の歴史が苦手な人でも、色々と工夫がされていているので、分かりやすく、楽しく学べますよ。
鹿児島旅行の際にはぜひ訪れて見て下さい(^^)
今回紹介した資料館
鹿児島市維新ふるさと館
TEL:099-239-7700
住所:鹿児島市加治屋町23番1号
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:無休
※詳しいアクセス方法は維新ふるさと館のウェブサイトをご覧ください。詳しく説明されています。→鹿児島市維新ふるさと館ウェブサイト
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
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