こんばんは Micandaです。
今日は2日目の『家プロジェクト』のお話から始めます。
今回の直島・倉敷旅行の記事の一覧。
- 海の眺め最高!Benesse House「ビーチ」 直島・倉敷旅行①
- Benesse House 一番人気の海辺にたたずむ草間彌生氏の『南瓜』 直島・倉敷旅行②
- 『ベネッセハウスパークアートツアー』はシックさとコメディーさを併せ持ったツアー 直島・倉敷③
- Benesse Houseの絶品フレンチトーストと『天秘』 直島・倉敷旅行④
- 地中美術館のモネの作品と体感型作品 直島・倉敷旅行⑤
- 【本記事】『家プロジェクト』と幻想的な南寺 直島・倉敷旅行⑥
- 倉敷美観地区の大原美術館『受胎告知』とぎゅーなランチ? 直島・倉敷旅行⑦
- 『倉敷川舟流し』には三角の笠 直島・倉敷旅行⑧
空き家、アーティスティックに再生
『家プロジェクト』は直島・本村地区にある空き家を改修し、アーティストが作品化したものです。
本村地区にはなんと400年を超える古民家があるとか!
6つの作品のうち、5つを観に行きました。
( もう1か所『きんざ』という作品があるのですが、私たちが訪れた時はメンテナンスで観られませんでした。)
いろいろ使える便利スポット、本村ラウンジ&アーカイブ
『家プロジェクト』のチケットを買いに『本村ラウンジ&アーカイブ』に行きました。
他にも『本村ラウンジ&アーカイブ』では荷物を預かってくれたり、ソファーで休憩したり、お土産を買ったりできます。
この『本村ラウンジ&アーカイブ』はかつて農協のスーパーマーケットだったところを建築家 西沢立衛氏が新たに空間デザインした施設です。
私たちもそこでキャリーバッグを預けて身軽になったので、さっそく『家プロジェクト』を観に行きました。
全ての作品が『本村ラウンジ&アーカイブ』から徒歩で7分以内のところにあるのですが、点在しているので移動にそこそこ時間がかかります。
南寺の整理券
まず観るのに整理券が必要な『南寺』という作品があるのでそこに向かいます。
『南寺』は一度に観られる人数が決まっているのです。
人気のある作品なので、確実に観たいと思い、まず整理券を取りに向かいました。
ポップな古民家、角屋
『南寺』の整理券に記載されている時間までしばらくあるので、『角屋』という作品を先に観に行きました。
『角屋』は宮島達男氏が築約200年の家屋を改修し、作品化したものです。
薄暗い部屋の中、カラフルなデジタル数字の照明が点滅するのですが、その数字がまちまちのスピードで点滅するのです。
この点滅のスピードは直島の方々がご自分の好みで決められたそうです。
「自分ならどんな速度にするかなぁ~」なんて考えながら再び『南寺』へ向かいました。
!私には見える…あなたにも… 南寺
『南寺』はジェームズ・タレル氏の作品です。
地中美術館にも作品がある作家さんです。
まず真っ暗な建物の内部を壁伝いに入っていきます。
何も見えない状態です。
しかし、しばらくすると暗闇に目が慣れ、光が見えてくるという体験をします。
この体験こそが作品であり、さらにその時の心理までもが作品なのかもしれませんね。
そして、こちらの建物は安藤忠雄氏の設計です。
はいしゃ、歯医者? 廃舎!
次は『はいしゃ』という大竹伸雄氏の作品です。
歯医医院 兼 住居であった建物を廃材を用いて作品としたものです。
中には自由の女神像があったり、看板やネオン管がついていたり…
「夢の記憶」をたどる過程を形にした作品です。
見た目はほんとボロくさい建物ですが、入ってみると意外と楽しめます(^^♪
迫力満点!
そして次は本村港の近くの『石橋』という作品。
千住 博氏の作品です。
かつて製塩業を営んでいた石橋邸を再建し、千住 博氏の作品展示をしています。
とても立派な邸宅です。
広い居間で昼寝をしたり、縁側でスイカを食べたくなりました。
まさに「日本の夏」ですねぇ。
蔵にある『ザ・フォールズ』は墨黒の背景に白い滝が何本も「ザーー」っと流れる様を描いた迫力満点な作品です。
黒い床に滝の白が映りこんでそれもまた美しかったです。
観た後はなんだか滝行の後のような清々しさ…
(滝行なんてやったこともないくせに…)
本物でしょ?
そして最後に『碁会所』という須田悦弘氏の作品。
パッと見、椿の花が畳に置いてあるのかな?と思ったのですが、よく見たら木製の椿でした。
精巧な作りの彫刻です。
ちなみにパンフレットによると『碁会所』という名前はかつて若者たちがここで碁を打ったことに由来しているとのこと。
残念ながら… でも達成感あり
時間の関係で『護王神社』という作品だけは観ることができなかったのですが、予定していたよりは多く回れたので大満足でした。
1か所だけ観るならば…
私たちは6軒すべて鑑賞できる「共通チケット」1,030円を購入したのですが、一ヵ所観るだけなら410円の「ワンサイトチケット」もあります。
フェリーに乗る前に
フェリーの時間が近づいてきたので、ベネッセハウスのバスで宮浦港へ移動。
フェリーの乗船時間まで宮浦港をウロチョロ。
ここには草間彌生氏の『赤南瓜』があります。
ベネッセハウスの『南瓜』よりも巨大で中に入ることができます。
『赤南瓜』も大人気でたくさんの人が写真を撮ったり遊んだりしています。
草間彌生さんの南瓜は1種類かと思っていましたが、いっぱいあるんですよ
その後は『プレミアム生クリームソフト・クレミア』(Micandaと夫・なりのお気に入り)を食べ、お土産を買って過ごしました。
ここで買った『SOLASHIO』を今使っているのですが、このお塩はただ塩辛いだけではなく、うまみがあっておいしいです。
汗をかいたあとは麦茶を飲んで『SOLASHIO』をなめてます。(笑)
直島から岡山駅へ
フェリーからJRへ 急げ!Micanda!
とうとうフェリーの時間。
さすが(?)大型連休。フェリーに乗るのも長蛇の列。
でも大きなフェリーなので、全員乗船できたようです。
だんだんフェリーが島を離れてゆくにつれて寂しくなってきました。
「また行きたいな~」なんて思っているうちに宇野港へ到着。
みんな早々に席を立ち、出口で待機。
着港するとみんな一斉にJR宇野駅へダッシュ!!
実はフェリーとJRの時間が7分しかなく、これに乗り遅れると次は35分待ち。
そんなわけで元気な人たちは走るのです。
しかもSUICAが使えないので、切符を買わなければなりません💦
せめて10分はほしいですね。
なんとか18:07分のJRに乗れ、19:00に岡山駅に到着。
行きは茶屋町で乗換えないといけなかったのですが、帰りは乗換えなしで行けました。
JR岡山駅徒歩2分 ホテルへ
この日は岡山駅東口徒歩2分の『三井ガーデンホテル岡山』に宿泊。
夕食は駅の近くの繁華街の居酒屋さんでちゃちゃっと済ませ、翌日に備えて早々に就寝しました。
今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
それではまた…
家プロジェクト情報
開館時間:10:00~16:30 ※「南寺」最終入館16:15 ※「護王神社」の本殿と拝殿はいつでも自由に見学、参拝できる。 ※「きんざ」は2016/9/26~11月上旬までメンテナンスのため休館。
休館日:月曜日 ※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
今回宿泊したホテル
三井ガーデンホテル岡山
TEL:086-235-1131
住 所:岡山県 岡山市 北区 駅元町1-7
直島・倉敷旅行の記事の一覧は以下をご覧ください。
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