おはようございます!Micandaです。
先週の土曜日(9/3)にテレビ東京の「美の巨人たち」でマリー・アントワネットの物語をやっていましたね。
きらびやかなイメージの強いマリー・アントワネットが実は王妃としては地味な服装を好んでいたエピソードや宝石好きだと言われているマリー・アントワネットが実は周りの人へのプレゼントのために宝飾品を注文することが多かったというエピソードが印象的でした。
ゴージャスな王妃の寝室や黄金の間、キュートな内装のプチ・トリアノンを観ることができて、とても興味深い放送でした。
次回は「セーヌ川と橋」というテーマで放送されるということで、こちらも楽しみです。
今日も前回(旅行計画フランス編⑤)に引き続き、ヴェルサイユ宮殿のお話です。
グラン・トリアノン
プチ・トリアノンからプチ・トランに乗ってグラン・トリアノンへ移動します。
グラン・トリアノンはルイ14世が愛人のマントノン夫人と過ごすために建てた離宮です。
上品で美しいイタリア風の邸宅です。
ルイ14世の発案で造られたバラ色の列柱回廊がステキです。
グラン・トリアノンもプチ・トリアノンと同じく、ヴェルサイユ宮殿よりくつろいだ雰囲気です。
マリー・アントワネットが芝居を上演したり、ナポレオン・ボナパルトが自分好みの調度品を持ち込んで妻と滞在したりと色々な人たちに愛された離宮です。
グラン・トリアノンにある調度品はナポレオン・ボナパルトの時代の物がほとんどなのだとか。
ルイ14世の時代の調度品はフランス革命の混乱の中で全て失われてしまったそうです。
グラン・カナル
再びプチ・トランに乗車して次はヴェルサイユ宮殿の西側に位置するグラン・カナル(大運河)へ。
この運河は十字架のような形をしていて、十字架の縦部分をグラン・カナル、横部分をプチ・カナル(小運河)といいます。
かつては王族がゴンドラ遊びをしていたそうですが、今はボートで運河を楽しめます。
せっかくなので、ボートに乗って運河や周りの景色を楽しみたいと思います。
アポロンの泉
ブルボン王朝の最盛期を築いたルイ14世は自身を太陽神アポロンと重ね合わせて偉大なる王のイメージを作り上げました。
その太陽神アポロンが馬車で水面から出現しているシーンを巨大な像で造り上げたのがアポロンの泉です。
ルイ14世自身とブルボン王朝が今後もさらに繁栄しますように…という強い思いが込められているのでしょうか。
現在はすっかり剥がれ落ちていますが、当時は金箔が貼られていたそうです。
光輝く姿にルイ14世もご満悦だったのでしょうね。
ベルサイユはもともと水のない土地でした。
しかし噴水を造るためにセーヌ川に巨大ポンプを造って水を汲み上げ、水道橋によって10㎞も離れたベルサイユ宮殿まで水をひいたそうです。
自然をも自分の思い通りにしてしまう、そんな王の力を具現化したのがベルサイユ宮殿なのですね。
まだまだたくさんのみどころのあるヴェルサイユ宮殿。
時間と体力が許す限り、じっくりと見てまわりたいと思っています。
それと、ヴェルサイユ宮殿の近くにできた香り文化を発信する施設、「香りの中庭」にも行ってみたいと思っています。
ちょっと欲張りすぎかもしれませんが… (^^;
帰りは元来た交通手段でパリへ戻ります。
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
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