おはようございます!Micandaです。
今日は金沢21世紀美術館の館内で私が気に入った作品のお話です。
金沢21世紀美術館は館内も撮影OKな作品が多いのですが、ブログ等に載せるのは禁止のようなので、館内の作品の写真はありません。
なので、金沢21世紀美術館のウェブサイトと合わせてご覧ください。
ブルー・プラネット・スカイ
ロサンゼルス生まれのジェームズ・タレル氏の作品です。
以前行った直島でジェームズ・タレル氏の作品を観て(体験してのほうが正確かも)、金沢21世紀美術館にも作品があると知り、楽しみにしていました。
天井のくり抜かれた部屋で、部屋をぐるりと囲む椅子に座りながら、空の変わりゆく様を眺める作品です。
私が観た時は、青空に雲が浮かんでいる気持ちの良い眺めでした。
四角くくり抜かれた天井から光がさして、壁を四角く照らしていました。
見る時間や天気、季節によって別の顔をみせる作品です。
今度は夕焼け空を見てみたいです。
L’Origine du monde 世界の起源
アニッシュ・カプーア氏というインド生まれの作家さんの作品です。
コンクリートの薄暗く天井の高い部屋に1面が傾いた壁があり、そこに黒っぽい楕円形があります。
その楕円形が凹んでいるように見えたり、出っ張ったり見えたりするのですが、実際は平面に藍色のような色で描かれているのです。
目の錯覚を利用した作品で、なんとも不思議な作品でした。
時間がもっとあれば、もっとじっくりと鑑賞したかったです。
スイミングプール
アルゼンチン生まれのレアンドロ・エルリッヒ氏の作品です。
題名のとおり、スイミングプールが作られているのですが、普通のスイミングプールとは違い、洋服を着た人たちがプールの底を歩いているのです。
中には手を振ってくれる人もいたりして…
実は実際にはプールの底には水は入っていないんです。
二重ガラスになっていて、間に水が入っているかと思われます。
なので、上から見ると一見、水面のように見えるのです。
プール内部の水色の空間から地上を見上げると、水のゆらゆら揺れる眺めが美しくずーっと眺めていたい気持ちになります。
が、皆さん結構はしゃいでいるので、どっぷり雰囲気にはひたれません(笑)
運よく少人数で鑑賞できると、雰囲気に浸れるのではないかと思います。
スイミングプールは地上からの鑑賞は無料ですが、プールの底に入るには入場料がかかります(有料)。
市民ギャラリー
市民ギャラリーの作者はマイケル・リンという、東京生まれの台湾人の方だそうです。
加賀友禅の古典図案をモチーフにした華やかな花模様が高さ4m、幅27mの壁に描かれています。
そして、壁の前にたくさんのロッキングチェア並べられています。
ロッキングチェアにはそれぞれ違った場所の壁絵の柄が描かれています。
このロッキングチェアは金沢21世紀美術館の建築を手がけたSANAA(さなあ)の作品だそうです。
市民ギャラリーはとても人気があり、写真を撮る人たちやロッキングチェアに座ってくつろぐ人たちでいつ見ても賑わっていました。
金沢21世紀美術館はだだ観るだけでなく、体験しながら楽しめる作品がたくさんあり、子供も大人も楽しめる美術館でした。(何度も同じことを言ってしまいますが…)
美術館が苦手な方も、楽しい遊具のある公園にいくような気分で気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか? (^^)
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
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