おはようございます!Micandaです。
今日は「昨日お話したもんじゃ焼き」の後に行った「江東区深川江戸資料館」のお話です。
清澄白河
清澄白河駅はブルーボトルコーヒーができたことで全国的に名前が知られた駅ですね。
ブルーボトルコーヒー以外にもカフェがたくさんある街と知り、一度は行ってみたいなぁ~と思っていました。
またそれとは別に、同じく清澄白河にある「江東区深川江戸資料館」に行ってみたかったんです。「江東区深川江戸資料館」は今年の春にNHKで放送された「旅したい!おいしい浮世絵」という番組で女優の小林聡美さんが訪れていて楽しそうだったので行ってみたかったんです。
ようやく行くことができて、嬉しかったです。
江東区深川江戸資料館
清澄白河駅から3分くらい歩いたところにあります。
途中、資料館でも紹介されている霊巌寺(れいがんじ)の前を通ります。
(霊巌寺には11代将軍 徳川家斉の元で老中主席として寛政の改革を行った松平定信のお墓があるそうです。)
霊巌寺を過ぎてしばらく進むと江東区深川江戸資料館に到着です。
私たちが訪れた11月5日は、ちょうど開館30周年記念でイベントが行われていたり、入館料が半額になったりと有難い日でした。
導入展示室
深川ゆかりの人物や深川の歴史紹介がされている展示室があります。
霊巌寺にお墓のある松平定信などの紹介がされています。
他にも子守歌や鬼ごっこなどの子供の遊びなども紹介されていました。
常設展示室 ~江戸の町並み再現~
江東区深川江戸資料館の嬉しいところは常設展示室は写真撮影がO.K.であったり、ボランティアガイドさんが何人かいらっしゃって案内や解説をしてくださるとこです。
常設展示室は江戸の町並みが再現されており、お店が並ぶ表通り、町で働く人たちが生活する長屋、地面を掘って水を通した掘割が再現されています。
しかも長屋に生活している人達の職業や家族構成までも設定しています。
江東区深川江戸資料館パンフレットより
江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現しています。
一日の移り変わりを音と光で演出し、季節ごとに展示内容を替えていますので、一年を通してお楽しみいただけます。
常設展示室に入ると再現された江戸の町並みを見渡すことができます。
グレーの瓦屋根の町並みや火の見櫓が見えます。
さっそく階段を下りて町散策開始!
八百屋「八百新」
まず現れるのが八百屋「八百新」です。
お店の様子はこんな風です。
明るさも忠実に再現されているようで、建物か入り組んでいるところや部屋の奥のほうは薄暗いです。
展示されているものは触ってもいいそうなので、せっかくなのでニンジンを触ってみました(笑)(野菜は本物ではありません。)
建物の中に入ることもできます。(お部屋の中は靴を脱いで見学。)
↑八百屋さんのお店の奥のお部屋です。
大店(肥料問屋)、大店の土蔵
八百屋さんの向いは干鰯(ほしか)・〆粕・魚油問屋「多田屋」です。
(〆粕は肥料、魚油は灯油です。)
「多田屋」は外観のみの見学です。
同じく「多田屋」のお隣、大店の土蔵も外観のみの見学です。
つき米屋「上総屋」
今度は八百屋さんのお隣のつき米屋の「上総屋」へ。
手前にあるのはたらいに入った山盛りのお米です。
鶏もいます。
つき米屋の説明。江東区深川江戸資料館のパンフレットより。
米問屋から米を仕入れて庶民に売っています。唐臼という器械で精米します。
私たちは先客がいたので動かせませんでしたが、実際に唐臼を動かすこともできますよ。
船宿「升田屋、相模屋」
八百屋、つき米屋沿い道を曲がると今度は船宿があります。
飲食や宴会などができる小料理屋さんのようなお店です。(舟宿の前には道を挟んで、掘割の船着き場があります。)
舟宿の「升田屋」と「相模屋」は2階建ての長屋で、1階は台所とお店の人が使用する部屋とお手洗いがあります。
↓台所です。玄関のすぐ横にあります。
物が使いやすそうに並べられていました。
玄関の正面がお店の人のお部屋です。
商売繁盛の願いを込めて…熊手がありました。
残念ながら2階は非公開でした。
2階がお客様用のスペースなのでしょうね。
「江戸時代のお店はこうなっていたんだぁ~」とTVで見るよりも分かりやすく学べます。
時代劇を見るのが前より楽しくなりそうです。
まだまだ展示は続きますが、長くなりそうなので今日はここまで。
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
*昨晩、2時間ほどブログが見られない状態になっていました。
その間、当ブログに遊びに来て下さった方、申し訳ございませんでした。
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