静嘉堂文庫美術館でものすごいパワーを感じるお茶碗を観てきました!

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おはようございます!Micandaです。

昨年(2017年)10月、テレビ東京の『美の巨人たち』で国宝の神秘的でとても美しい茶碗が紹介されていました。
世田谷区にある静嘉堂文庫美術館に所蔵されているのですが、いつも展示されているものではないとのこと。
次回の展示は2018年4月24日~6月17日までとのことで、ぜひ観に行きたいなぁ~と思っていました。
そのお茶碗を先週、ようやく観にいけたので、今日はそのお話です。

静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館は東京都世田谷区岡本にある美術館です。


三菱第2代社長・岩崎彌之助さん(三菱の創業者・岩崎彌太郎さんの弟)とその息子・小彌太さんの父子2代のコレクションをその時のテーマに合わせて展示されています。
コレクションの数は、なんと約6500点!
その内、国宝が7点も含まれているそうです。

静嘉堂文庫美術館にある作品は、彌之助さん・小彌太さんが東洋美術の散亡を危惧し、蒐集したものだそうです。
古い時代の素晴らしい東洋美術が現存し、当時の姿で、しかも日本で観ることができるのは、お二人のおかげですね。
本当にありがたいことです。

曜変天目

曜変天目(ようへんてんもく)とは陶器の茶碗の一種なのですが、制作過程で偶然できた模様であるが故に最も貴重な茶碗とされているそうです。
中国福建省の建窯で作られた12~13世紀に作られた茶碗だそうです。
同じ曜変天目に分類される完成された茶碗は世界にたった3つしかないそうです。
しかも、そのすべてが日本にのみ現存しています。
静嘉堂文庫美術館以外には京都・大徳寺龍光堂、大阪・藤田美術館(現在、休館中)に所蔵されているそうです。

さて、曜変天目の模様はどんなかといいますと…

こんな美しい模様なのです!

虹のように光輝く斑紋がなんとも神秘的で、角度を変えては見入ってしまいました。
思っていたより小ぶりなお茶碗でしたが、とてつもないパワーを感じました。
見られて本当によかったです。
ちなみにこの写真は静嘉堂文庫美術館のショップで購入した絵はがきです。

酒器の美に酔う

曜変天目と同じく4月24日~6月17日まで『酒器の美に酔う』というテーマで中国・朝鮮・日本の酒器の展示が行われていました。
古いものだとおよそ3000年前の作品が展示されていました。

子供の頃に雛人形のお道具を見ながら空想に耽っていた私にはとても興味深い展示でした。
雛人形のお道具でお人形遊びをしたいとよく思っていたものです。

そんな私が特に心惹かれたのは『山水菊蒔絵下重』と『色絵松竹牡丹文壺形段重』です。
『山水菊蒔絵下重』は分かりやすく言えば、金蒔絵(漆工芸技法の一つ)の施されたのゴージャスなピクニックセットといったところでしょうか。
重箱、徳利、取り皿などが提げ手のついた枠のような物の中に納められており、屋外などに持ち出しやすく設計されたものです。

菊の舞う優雅な山水画のお道具です。
こんな下重が登場する宴会はさぞ風流だったのでしょうね…
タイムマシーンに乗って、当時の宴会を覗いてみたいです。
18~19世紀に作られたものだそうです。

※残念ながら、『山水菊蒔絵下重』は前期(5月20日まで)のみの展示のようです。

 

『色絵松竹牡丹文壺形段重』は茶壷を模した3段の重箱のようなもので、下2段はお料理入れ、上段が徳利のようになっている作品です。
(なんとなく、ティーポットとティーカップが一体化したティーフォーワンのような雰囲気です。)
高さが約26㎝なので、なかなかのサイズでした。
京焼の作品で、松竹の絵と紅色の組紐が描かれた華やかな作品でした。
こちらも18世紀~19世紀の作品だそうです。

その他にも、うっとりするほどたおやかな形の水差しや徳利、馬上でお酒を飲みやすくする為に長い持ち手のついた盃などなど、興味深い作品がたくさんありました。

それほど広い美術館ではないのですが、映像などもあり、2時間30分くらい滞在しました。

その他、見どころ

緑が美しいお庭を散策したり

岩崎家の方が眠る霊廟があったり

素敵な文庫があったり

12世紀のものと推測される壺があったり…


貴重な物と説明書きがあるのですが、「屋外に置いておいて大丈夫かしら?」と勝手に心配したりして。

なんとも興味深い美術館でした。

そうそう、あじさいがきれいに咲いてましたよ。

梅雨の季節は苦手ですが、あじさいを見られるのは嬉しいです。

静嘉堂文庫美術館は高台にあるので、見晴らしが良いです。

あいにくの曇り空ですが、それでも遮る物のない風景は良いですね。

静嘉堂文庫美術館について詳しくはこちらをご覧ください。→静嘉堂美術館ウェブサイト

 

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…

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