おはようございます!Micandaです。
今日も昨日に引き続き、江東区深川江戸資料館のお話です。
前編はこちら→江戸の町並みを見て、触って、学べる資料館へ行って来ました①
常設展示室 ~江戸の町並み再現~続き
火除け地
火事の時に火が燃え移らないように造られた広場です。
火除け地には火事の時や強風の時に鳴らす鐘が吊るされた火の見櫓があります。
天ぷらの屋台、稲荷寿司の屋台もありました。
大きい揚げ寿司が!
天ぷら屋台です。
天ぷら屋台にはたくさんの天ぷらがありました。
おいしそう✨(もちろん食べられません。)
長屋
江東区深川江戸資料館のパンフレットに載っている長屋の説明です。
長い家を壁で仕切っただけの庶民の住む家。
江戸では多くの人々が長屋住まいでした。
ここでは下の5家族が暮らしています。い:棒手振 政助 あさり・しじみのむきみを天秤棒でかついで売るのが仕事
ろ:つき米屋の職人 秀次 妻と小さなこどもの3人くらし
は:舟宿の船頭 松次郎 猪牙舟や荷船を扱う船頭
に:三味線の師匠 於し津(おしづ) 読み書き、手習い、裁縫も教えている
ほ:木場の木挽き職人 大吉 妻と二人暮らし 壁には商売道具の大鋸(おおのこぎり)がかかっている
長屋の住人の設定がされており、住まいが造られています。
スタンプラリーに夢中で長屋の写真を撮り忘れました(-_-;)
代わりにスタンプラリー用紙を…
スタンプ押すの苦手なんですよね (^^;
常設展示室にスタンプ台が何ヶ所か置いてあるのですが、その近くにその動物の置物が置いてあるんですよ。
動物を探すのも楽しいです。
スタンプ台紙の真ん中にある鶏はつき米屋にいた鶏です。
長屋の近くにはワンちゃんです。
かわいい猫ちゃん発見!
ネズミとカタツムリを発見するのは難しい…
ねずみ、分かりますか?
私たち以外にも大人の方が童心に戻ってスタンプラリーを楽しんでいましたよ(^^)
堀割
地面を掘って水を通した水路で、江戸時代に猪牙舟が行き交っていたそうです。
猪牙舟は現代でいう水上タクシーで、人や荷物を運んでいました。
柳の木がおどろおどろしい感じ。
猪牙舟には乗れませんが、掘割にはちゃんと水が張られていました。
企画展示室
私たちが行った時は「長屋~住まいと暮らし~」という企画展が開催されていました。(平成28年11月13日まで開催。)
常設展示室の舞台となった深川佐賀町の紹介や江戸の町づくり長屋に住む人々や暮らしについての紹介がされていました。
江戸時代の中期にはすでに人口が100万人を超えて、世界最大の都市となった江戸の町。
江戸の町の構成は武家地が約60%、寺社地が約20%、町人地は約20%でした。
にもかかわらず、人口の約半分が町人だったそうです。
そうなると住まいは必然的に狭くなり、四畳半のスペースで一家族が生活しなければなりませんでした。
狭いスペースをいかに有効活用するかが住みやすさを左右しました。
また電気のない時代ですがら、行灯(あんどん)で生活していたのですが、庶民は灯油として魚油を使っていました。
しかし魚油は臭いがきつかったので、暗くなるとすぐに就寝するのが一般的だったそうです。
行灯について。江東区深川江戸資料館のリーフレット「長屋と人々の暮らし⑥」より引用。
行灯は、油を入れた小皿に灯心を浸して火をつけ、回りを和紙で囲んだものです。その油には、主にイワシやニシン等から抽出された魚油が使われました。
油には、菜種油を用いることもありましたが、高価だったため使える家は限られていました。
他にも江戸時代の生活が詳しく説明されており、勉強になりました。
その後、資料館の外に出ていた屋台で綿菓子をいただきました。
本当はもっと大きいのですが、私たちが行った時間が遅くて最後の残りをいただいた為、小さいです。
でも私たちにはちょうどいい量でした。
※綿菓子屋台は30周年記念祭りの出店なので、いつもはありません。
江東区深川江戸資料館は楽しく学べる資料館で、子供だけでなく大人も楽しめますよ!(もしろ大人のほうが楽しんでいたような…)
外国人のお友達を連れて行っても、きっと喜ばれると思いますよ(^^♪
入館料は大人400円、子供50円です。(2016年11月現在)
江東区深川江戸資料館について詳しくはこちらをご覧ください。(色々なセンターの一覧の中に深川江戸資料館があります)→公益財団法人 江東区文化コミュニティー財団ウェブサイト
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
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