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すみだ北斎美術館で今年はめでたい福づくし! ありがたいお言葉もいただきました!

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おはようございます!Micandaです。

先日はせっかくの3連休だったのでどこかに出かけたいと思い、夫・ナリと両国駅にあるすみだ北斎美術館へ行って来ました。
ということで、今日はすみだ北斎美術館へ行ったお話を綴ります。

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すみだ北斎美術館

すみだ北斎美術館は東京都墨田区にある葛飾北斎の作品を紹介している美術館です。
2017年にオープンした、まだ新しい美術館です。

近代的な建物でした。

すみだ北斎美術館を背にして立つと、スカイツリーがキレイに見えました。

北斎の美術館がなぜ墨田区にあるのかというと、北斎の90年の人生の大半を現在の墨田区で過ごしたからだそうです。
かなり墨田区がお好きだったようです。
しかも、北斎は90回以上も引っ越しをしたとか。

私たちが行った時には企画展と常設展を両方見ることができました。
企画展は『めでたい北斎~まるっとまるごと福づくし』というお正月らしい展示でした。

『めでたい北斎~まるっとまるごと福づくし』

『めでたい北斎~まるっとまるごと福づくし』は開館1周年記念の展示ということでした。
リーフレットに載ってる展示の紹介を引用させてもらいます。

江戸時代の趣味人たちには、新春に「摺物」と呼ばれる版画を贈り合うならわしがあったため、北斎とその弟子たちも、神様をはじめとする多くのおめでたい図像を描いています。北斎一門が手掛けためでたい作品は相手の幸運を願って贈られ、人々に温かな気持ちを届けたことでしょう。
本展では、開館から1年間応援してくださった方々への感謝の気持ちをこめて、招福、開運が訪れそうな北斎一門の作品を展示します。まるっとまるごと福づくしのめでたい北斎展をお楽しみください。

摺物は現在の年賀状のような働きをしていたようですね。

北斎作の七福神や干支のおめでたい作品が展示されていました。
精緻を極めた作品に驚いたり、ユニークな作品にニヤッとしたり…

とても興味深い展示で、私たちだけでなく、会場に来ていた多くの方が観入っていました。

そして企画展の最後にはお正月らしく、おみくじがありました。

夫・ナリが中吉(福禄寿)、私が小吉(毘沙門天)でした。

「日々励めば勝負運良く、災いは去る」。
ナマケモノの私に喝を入れるような内容でした。(^^;
さて、何に励もうかな。(こうして考えているうちに一年が過ぎていく…)

なぜか夫・ナリは布袋さんのくじを引きたかったようで、少しガッカリしてました。

企画展『めでたい 北斎~まるっとまるごと福づくし~』は2018年1月21日で終了です。

常設展

時代ごとに作品(実物大高精度レプリカ)が展示されているので、北斎の生涯を辿ることができます。

また、北斎の家が再現されていたり、タッチパネル式情報端末で遊びながら北斎作品を学べたりと楽しい展示室でした。

混んでいたのであまり体験できませんでしたが、私たちは北斎作品の一筆書き体験や、作品に描かれた富士山を探すゲームで遊びました。

それと、北斎が墨田区の牛嶋神社奉納した「須佐之男命厄神退治之図」という絵馬があるのですが、残念ながら関東大震災で焼失してしまいました。
すみだ北斎美術館では「須佐之男命厄神退治之図」を推定復元し、常設展示展示しています。

「須佐之男命厄神退治之図」はカラーの絵馬なのですが、現在、白黒の作品の記録しか残っていません。
映像でカラーに復元する方法が紹介されており、手間や苦労がを知ることができます。
「須佐之男命厄神退治之図」と同時代に白黒写真で撮影した他の現存作品と比較したり、他の北斎作品と比較して復元していくことなどが紹介されており、見応えのある映像でした。
行かれたらぜひ映像も見ていただきたいです。

凸版印刷株式会社のウェブサイトでも「須佐之男命厄神退治之図」の復元について詳しく説明されています。→凸版印刷株式会社ウェブサイト

コスプレ&顔出し看板

休憩スペースには恵比寿さんのコスプレ写真(?)が撮れるフォトスポットがありました。

鯛と烏帽子と

釣り竿と

軍配団扇がありました。

軍配団扇があるということは、恵比寿さんだけでなく、布袋さんにもなれる!ということでしょうか。
私はグッズを持ってステージに上がる勇気がなく、ステージとグッズの写真だけ撮って、そそくさと逃げ出しました💦

そして、恵比寿さんと布袋さんの次は、河童の顔出し看板もありました。

北斎先生作・河童に私も密かに挑戦してみました。

なんともシュール…

来館の際にはぜひ、あなたもお試しあれ。

北斎先生からのありがたいメッセージ

冒頭でサラリと「北斎の90年の人生」と綴りましたが、1760年生まれの人が90歳まで生きたなんてすごいですね。
北斎は寿命が長いだけでなく、代表作といえる「富嶽三十六景」などの浮世絵の傑作を多数70代で生み出しているのです。
しかも「須佐之男命厄神退治之図」はかなり大きな作品(2760㎜×1260㎜)なのですが、なんと86歳の時の作品なのだとか!
本当に驚きです。
ものすごい技術・体力・気力を持ったスーパーパワフルおじいちゃんですね。

また、北斎は75歳の時に「(北斎が)百数十歳まで努力すれば生きているような絵が描けるだろう」と記したそうです。
大切なのは、ただ「生きていれば」とか「描いて入れば」ではなく、「努力すれば」というところですね。
漫然と日々過ごしている我に反省…(-_-;)

すみだ北斎美術館について詳しくはこちら→すみだ北斎美術館ウェブサイト

 

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…

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