おはようございます!Micandaです。
今日は鹿児島旅行で行った指宿(いぶすき)の天然砂むし温泉のお話です。
天然砂むし温泉
天然砂むし温泉は鹿児島県の指宿でしか体験できない温泉です。
海外にも砂むし温泉を体験できるところはないそうですよ。
天然砂むし温泉は浴衣姿で海岸まで行き、砂の中に首より下を埋めてもらい、入浴します。
入浴といっても蒸気で蒸されるタイプの温泉なので、浴衣に水が滴るほどは濡れません。
私たちが行った砂むし会館砂楽さんのパンフレットに効能等書かれているので引用します。
世界で唯一の天然砂むし温泉は、海岸に自然湧出する豊富な温泉を利用して行っています。天然砂むし温泉の泉質はナトリウム塩化物泉で、鹿児島大学医学部が入浴効果について医学(学術)調査を実施したところ、神経痛・リウマチ・腰痛・五十肩・膝関節痛・脳卒中後麻痺・骨折・冷え性・更年期障害等の痛み・こわばり・冷え性を伴う疾患への有効性が実証されました。
砂むし温泉は、温泉と言っても水に浸かるわけではないので、岩盤浴や酵素風呂のような感じです。
砂むし会館 砂楽(さらく)
砂むし会館砂楽は、私たちが宿泊した秀水園からは徒歩で5分ほど、指宿駅からはタクシーで3分ほどの場所にあります。
指宿温泉周辺はのどかな感じです。
なので、旅館から温泉までの道のりはそれほど見る物はありません。
お店が数件ある程度です。
この建物が砂むし会館砂楽です。
受付はエスカレーターを昇ったところにあります。
砂むし入浴料は大人1,080円・小人590円で、タオル代が120円です。(2017年7月現在)
タオルは頭に砂がつかないようにするために必要です。
(砂むし用の浴衣は料金を支払う時に係りの方が貸してくれます。)
1階のロッカールームで旅館の浴衣から砂むし用の浴衣に着替え、いざ海岸へ!
途中、歌人・与謝野寛と与謝野晶子の歌碑がありました。
与謝野夫妻が指宿を訪れた時に詠んだ歌とのこと。
この日は天気の関係で、波打ち際ではなく、小屋の中(全天候型砂むし)での砂むしでした。
(小屋の中でも、よしずの間から少し海が見られます。)
波打ち際で砂むしをするというのが子供の頃からの夢だったので残念ですが、こればっかりは仕方ありませんね。
砂むしができたこと、そして海に近い場所で砂むしができたことに感謝です。✨
係りの方に場所を案内してもらい、頭にタオルを被って、砂に埋めてもらいます。
もちろん顔は砂の外です。
たくさんの人の顔が砂から出ている、少し笑える光景が見られます。
砂むしは10分くらい行います。
砂の中は温かく、顔以外は岩盤浴に入っているような感じでした。
私は砂の重みがちょうどよく、気持ちよかったです。
入ってすぐに「ドクッ、ドクッ」という自分自身の脈拍を感じ、血の巡りが良くなっているのを感じました。
砂楽のパンフレットにも
砂むし温泉のトリプル効果
①寝て入るため血液が心臓に還流しやすい。
②砂の圧力で心臓から送り出される血液の量が増加する。
③55度前後の高温により血管拡張され、心機能を高め全身還流を促進する作用がある。「これらの相乗効果によって驚くべき成果を上げている」とは田中信行教授の談。
とあります。
砂の中は温かくて、気持ちよかったです。
しかも、波の音が聞こえてリラックスできました。
「やっぱり海っていいなぁ~」などと思いながら、あっという間の10分間でした。
砂の中でたっぷり汗をかき、砂から出た後はすっきり爽快でした。
この後は砂を流したあと大浴場で入浴をして、終了です。
砂楽のあたりは海が見られるので、少し海を眺めながら過ごしました。
このあとは歩いて旅館に戻り、夕食へ…
旅館の秀水園さんはお食事自慢の宿ということで、旅行前からとても楽しみにしていました。
ということで、次回は秀水園さんの夕食のお話です。
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…
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