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旅行計画 フランス編④ ~ヴェルサイユ宮殿と2つの泉(鏡とラトナ)~

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おはようございます!Micandaです。
8/23にBS朝日で感動の世界遺産「ヴェルサイユの宮殿と庭園/フランス」という番組が再放送されていました。
ちょうどベルサイユ宮殿の計画を練ろうとしていたとこだったので、「私のための再放送じゃないの!?」と思ってしまいました。(そんなわけないじゃん (-_-;) )
眠たい時に見たので内容はほとんど頭に入ってきませんでしたが、映像からベルサイユ宮殿の豪華さはバッチリ伝わってきましたよ。
なので、今日は張り切ってベルサイユ宮殿と庭園の計画を練ろうと思います。

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2度目なので

20年前にベルサイユ宮殿に行ったと前回(旅行計画フランス編③)お話したのですが、その時はツアー後半で疲れていたのか、「ゴージャスだった」というかなりざっくりとした記憶しかありません (~_~;)
我ながら情けない…

そんなわけで今回はしっかりと記憶しておきたいので、ベルサイユ宮殿と庭園について少しお勉強してから行きたいと思います!
(ヴェルサイユ宮殿のウェブサイト、地球の歩き方2015~16を参考にして綴っています。)

まずはベルサイユ宮殿へ

ルイ13世が狩猟のための小さな館を建てた場所に、息子のルイ14世が豪華な宮殿として建て替えたのがベルサイユ宮殿です。
なぜ豪華な宮殿を建てたのか…
それはルイ14世が臣下のニコライ・フーケという人が建てたヴォー・ル・ヴィコント城を見て、その立派さにひどく嫉妬し、ヴォー・ル・ヴィコント城よりも豪華で立派な宮殿を造ろうと決意したからとか。
このこと以外にも色々な考えがあってのことかと思いますが…

その後、ニコライ・フーケは公金横領の罪で投獄されてしまったそうです。
その罪は事実かどうか分かりませんが、王様を嫉妬させるということは恐ろしいことですね。

ヴェルサイユ宮殿はルイ14~16世の時代の第一の居城で、1979年に世界遺産に登録されている宮殿です。

ヴェルサイユ宮殿の1番の見どころは鏡の回廊ですかね。
前回の旅で一番印象に残っている場所です。
当時はとても高価だった鏡をふんだんに使用して作られた大回廊です。
この回廊はなんと73メートルもあるそうです。
そして、豪華な天井画といくつもの大きなシャンデリアがとても美しいです。
とにかく豪華です。

他にも旧約聖書と新約聖書の場面を描いた迫力ある天井画や細かく彫られた像のある王室礼拝堂、マリー・アントワネットや歴代の王妃が使用した王妃の寝室、そして、王の生活の場であり政治の中心地でもあった王の寝室などがあります。

鏡の泉

ヴェルサイユ宮殿のウェブサイトの写真を見ると、ヴェルサイユ宮殿にしては珍しくシンプルな泉です。
ウェブサイトの写真では見当たりませんが、泉を取り囲むようにドラゴンの彫刻が2体あるそうです。

ラトナの泉

ラトナの泉はオヴィデウスの『変身物語』第6巻のエピソードを石像で表現しています。

このエピソードの主役であるラトナはジュピターの愛人となり2人の子を身ごもりますが、ジュピターの妻の怒りを買い、国外追放されてしまいます。
ラトナはしばらく放浪し、身を隠して出産します。
その時に生まれたのがアポロとディアナです。

出産後もジュピターの妻からの逃亡を続けます。
ある時、ラトナと子供たちがリキュア(現在のトルコ南部)に着いた際にひどく喉が渇き、池の水を飲もうとするとイグサを取っていた現地の農民に邪魔をされ、飲ませてもらえません。
農民たちはジュピターの妻の命令によりラトナに水を飲ませてくれないのです。
いくらラトナがお願いしても農民たちは水を飲ませてくれないので、ラトナは天に向かって「農民たちがいつまでも池の淵で生きればよい」と叫びます。
するとラトナの叫びが天に届き、農民たちはカエルに変身させられてしまったというお話です。(ヴェルサイユ宮殿のウェブサイトで勉強し、自分なりにかなり噛み砕いて書いてみました。)

ラトナが天を仰ぎ、農民たちがカエルに変身していく姿を石像で造ったのがラトナの泉です。
泉の中央の高くなっている場所にラトナと子供たちの石像があり、その周りをカエルに変身中の農民や既にカエルに変身した農民の石像が取り囲んでいます。
そのカエルたちの石像の口から水が出ている(噴水)のですが、その水がラトナに向かって放水されています。
噴水の水は農民たちがラトナに浴びせた罵声を表しているそうです。
なんだか心穏やかには見られそうにない噴水ですね (^_^;)
何も知らずに見れば「カエルが水を出している面白い噴水」で終わっていたかと思うので、調べてよかったです (;^ω^)

 

 

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた…

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